注文住宅が完成するまでのスケジュール
注文住宅の「家づくりの流れ」を知っておく
						注文住宅を建てることが決まったら、
                        着工から入居までどのようなスケジュールになるのか、
                        一般的な流れを知っておきましょう。
                        建築家による注文住宅の場合、土地が決まっていれば
                        10ヶ月程度かかるものと考えてください。
                        ハウスメーカーや工務店の場合は、
                        資材に規格品を使用することが多いため、
                        工期が2~3ヶ月ほど短くなるようです。
                        
重要な契約・届出はスケジュール前半で
						土地探しとプランニングでは、建築家とじっくり打ち合わせし、
                        十分な情報収集に努めて最適な物件を取得しましょう。
                        さらに、約2ヶ月の間に資金計画をはじめ、
                        土地の購入、地質調査や周辺調査、確認申請などの届出業務をすませ、
                        基本計画をまとめます。
                        建築家による注文住宅の場合は、最初に設計・工事監理契約を結び、
                        施工業者の決定後に工事請負契約を結びます。
                        図面の作成には、2ヶ月程度を要します。
                        
着工から半年近くで入居開始
						着工から竣工までは、一般的な注文住宅の場合は
                        およそ4~5か月かかるケースが多いようです。
                        配線や配管工事、内装工事を経て竣工後、
                        鍵や書類一式の引渡しが済むと入居開始となります。
                        なお、新築物件の場合は、登記簿に記載するための表示登記と、
                        権利書を作成するための保存登記が必要になります。
                        また、ローンを組む場合は金融機関との
                        正式なローン契約をここで行います。
                        
地鎮祭・上棟式などの儀式にも注目
						工事期間中には、実際に施主にならないと経験できないことが
                        いろいろありますが、
                        地鎮祭や上棟式などのセレモニーは日本独特の習慣です。
                        地鎮祭は、土地の神様を祀ることで工事の無事と安全を祈念する儀式で、
                        施主、施工業者、建築家ほか工事関係者、神職が参加して執り行われます。
                        上棟式は、本来は工事が無事終了したことに感謝し、
                        最後の棟木の部材を上げる儀式ですが、
                        最近では省略されることも多くなっています。
                        面倒な手続きや独特なイベントも組み込まれたスケジュールは、
                        注文住宅ならではの醍醐味とも言えそうです。
                        





















