子供さんがアトピーになりにくい家を手に入れる方法

家づくりの相談をしていて、年々多くなっていると感じるのが、アトピーなどアレルギーのあるお子さんがいらっしゃるご家庭です。

症状がひどくなると、ご本人だけでなくご家族にも影響が出てきますね。

少しでも症状が治まるような家にしたい、という切実な思いが伝わってきます。

 

 

1.アトピーがひどくなるの原因の一つはダニということはわかっています。



発症の原因はまだよく知られていないようですが、ダニがアトピーの症状を悪くする要因の一つであることは研究の結果わかっています。

健康な人でもダニと聞くと決していい気はしません。

活動が活発になる条件というのは

気温:25℃前後
湿度:75%前後

梅雨の頃はダニが一番元気になる気候ですね。

 

 

2.ダニが0(ゼロ)の住まいは不可能

 

ちょっとショッキングかもしれませんが、住まいの中で、ダニを完全に発生させないというのは不可能に近いです。

人間が住む環境は、他の生き物にとっても快適なことが多いですから。

しかし、活発な動きを抑える方法はあります。

湿度を抑えるということです。

湿度が60%以上になると繁殖し、50%以下になると多くが死んでしまいます。

つまり、梅雨の季節でも家の中の湿度が50%前後になるようにすればよいわけです。

 

 

3.除湿機があればカビもダニも防げる??

 

残念ながら、家電店で売られている除湿機ではパワー不足です。

家全体の湿度を下げなければならないからです。

 

家電店の除湿機では概ね機械の周り、良くてもその部屋の見渡せる部分が精一杯です。

 

ということは、カーペットの中、畳の中、部屋の隅の物陰になる部分まではコントロールできないと思われます。

 

逆にダニはそのような隅っこが好きなので、結局ダニの活動を抑えることにはなりません。

理想なのは、家全体の湿度をコントロールすることになります。

 
 

4.これからの住まいは、湿度のコントロールがカギ

 

それには、高気密高断熱にして、湿度をコントロールできるようにするのがベストです。

よく高気密高断熱にすると、閉めきっていて風が通らないで、空間が閉鎖的になりカビやダニが出やすいと誤解されている方も多いですが、実はまるっきり逆です。

 

確かに数年前までは、そのような住まいも多く見られました。

それは、断熱性能が上がった割には気密性が上がらず、中途半端な、しかも良くない方向に進んでいた時期がありました。

 

いま現在では研究も進み、しっかりとした高気密高断熱の住宅にすれば、カビが発生しにくく、ダニも活動しにくい空間づくりができるようになりました。

 

子供さんのアトピーを気にされるご家庭はもちろんの事、これからのいい住まいはちゃんとした高気密高断熱で、健康快適な省エネ住宅ということになります。

 
 
 

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